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農業共済新聞

義父母や先輩から学び 求められる子牛を生産

【2022年5月4週号】「周りの方々に支えられながら、より良い牛を作るために日々模索しています」と話す肝付町の田吹玲耶さん(27)。繁殖牛105頭(育成・子牛含む)、肥育牛80頭を飼養しながら地域の担い手として奮闘する。

 以前は農業とは関係のない仕事をしていたが、2021年の結婚を機に妻の実家に就農。「帰省した際に、牛の餌やりの手伝いを通して牛のかわいさにふれ、農業に引かれました」と話す。現在、義父母が肥育牛、田吹さん夫妻が繁殖牛の管理を担当している。

 畜産業の経験のなかった田吹さん。義父母や地域の先輩農家からアドバイスをもらいながら試行する。「お産のタイミングや牛の体調管理、体のつくり方など分からないことばかりで苦労しましたが、一つ一つ学んでいくことは楽しいです」と笑顔で話す。
 「生き物を育てることは休みが少なく大変ですが、牛たちが一日一日成長していくのを見るとうれしい。セリ市の時に『良い牛だね』と言われると励みになりますよ」とほほ笑む。
 また、ほよし耕心会(肝付町農業青年クラブ)、和牛青年部に所属し、水稲の航空防除や牛の除角などを行い、地域の活動にも積極的に取り組んでいる。
 今後は「子牛の死亡率0%を目標に、どんな牛でも大きく元気に育てられる農家になりたい。情報を収集し、周りのアドバイスを参考にしながら購買者が求める子牛を生産していきたい」と意気込む。

 

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